ぼくのなつやすみ3 北国篇 小さなボクの大草原価格: 2,415円 レビュー評価:3.5 レビュー数:7 気に入った曲(ぼくなつのテーマ)ばかり聞いていますが、イマイチ音に迫力がありません。
一番人気のこの曲をもっと長く壮大に(オーケストラ並み)やってくれたら涙が出るのに・・・ |
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日本語の歴史〈3〉言語芸術の花ひらく (平凡社ライブラリー)価格: 1,365円 レビュー評価:5.0 レビュー数:2 第三巻「言語芸術の花ひらく」は、平城京から長岡京・平安京への遷都にまつわる事情の記述に始まり、本巻全体で平安時代の日本語の変遷を、種々の文学作品や出土品の数々から探っていく構成になっている。高校時代の古典で学んだはずで、いまや欠片しか脳裏に残っていないような有名作品が盛んに引用され、改めてそれらの作品の印象を思い出せた。と同時に、四百年弱続いた平安時代が決してのっぺりした時間の連続ではなかったこともわかり、社会を構成していた各階層の内実に就いて、より正確なありさまを思い浮かべることが出来るようになったと思う。よく今の日本社会を平安時代に譬える言い方があるが、この本で第五章に描写されている、 |
日本語の歴史1 民族のことばの誕生 (平凡社ライブラリー)価格: 1,365円 レビュー評価:5.0 レビュー数:3 一巻「民族のことばの誕生」は刊行のことばに続いて、さまざまな言語起源説を列挙するところから始まる。太古のロマン、というような心情からはよく考えられ続けるのかもしれない起源説はしかし、これが始まりだと一義的に決めることが原理的に不可能に近いし、そんなことをするよりもよっぽど興味深い事柄がことばには無数にあることが、後に続く全巻の全章で明らかにされていく。そんな意味では第二章・第三章も騎馬民族渡来説、日本の各地域の人々についての形質学的分類、血液型(!)の地域別分布などから帰納した議論など、今や真面目に聞けないような類の議論もある。
そうなってしまったのも、この第 |
日本語の歴史〈4〉移りゆく古代語 (平凡社ライブラリー)価格: 1,365円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 第四巻は「移りゆく古代語」、上代特殊仮名遣いが崩壊していく様子から始まる。「万葉仮名」といわれる仮名の中に含まれていた八母音・13種の仮名が甲種・乙種と二つの音韻を含んでいたという話は、実は第二巻にも第三巻にも出てきていたがいまいち分かりにくくて、この巻を読んだあともやっぱりよく分からない。一緒に頂いた本の中にも上代特殊仮名遣いに就いての本があったが、やっぱり読んでも分からない。ただ、その例に出されている「万葉集」や「古事記」の地の文を見ることが出来て、その字面が持つ禍々しさを実感できるぐらいだ。嘔吐感を覚えるほど何か凶暴な力を感じる。その後に続く四つの音便に就いての叙述はとても分かりやす |
前奏曲-We are not alone-価格: 1,260円 レビュー評価:5.0 レビュー数:4 現在この曲をリピートで聞きながらこれを書いてますが、歌詞・歌声・曲の雰囲気が本当に上手く調和していて素晴らしいです!
歌詞は確かにどこかで聞いたようなありきたりなものかもしれません。しかし、本当にストレートに人と人との繋がりの素晴らしさを綴ってくれていて、それがピアノ伴奏からオーケストラまで入る壮大なバックミュージックに乗って、澄み切った綺麗な声で歌われているので、気持ち良いくらい素直に感動できます。 作詞者、作曲者、歌手の3人の方がそれぞれの力を合わせて素晴らしい作品を創ってくれたと思います。感謝、感謝です。正直、「アニメソング」として括られてしまうのがもっ |
ポポロクロイス物語 ヴォーカル・コレクション価格: 3,059円 レビュー評価: 3.0 レビュー数:1 「夏気球」が聴きたくて購入したのですが、テレビ放映時の挿入歌とCD版とでは歌詞が違うんですよ。私はテレビ版しか知らなかったので、かなり違和感がありました。 テレビ版の歌詞にしてほしかったなぁ… |
季節を抱きしめて価格: 816円 レビュー評価:5.0 レビュー数:3 私はJ-POPを知らないし聞きません。
ヘヴィメタルとプログレと80's産業ロックをよく聴きます。
カール・リヒターとチェリビダッケとハイフェッツのCDを集めています。
ジャズは素人で、チャールズ・ミンガスとジョン・マクラフリンくらいしか聴きません。
こんな私ですが、この歌は大好きです。
聴いていると、優しく切ない気持ちになります。
まるで、ゲームの中で描かれている世界にいる気持ちになれます。
他のレビューを書かれている方々のように
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近世村人のライフサイクル (日本史リブレット)価格: 840円 レビュー評価:4.0 レビュー数:2 近世というと戦国時代だ。
農民は搾取されていて、戦になると家も田畑も焼かれるという被害者だ。
というような印象しかなかったのだが、ところがどっこい。
村には村の秩序があり、家と村を守っていくというしきたりもあるのだ。
この本では、農民が弱者ということとは無関係に、近世の村人はどのような秩序でもって暮らしていたかを解説している。
つらく厳しい話がないけれど、このように自治が行われていたのだ。ということがわかる。
今よりも公正な部分もあったりするのだ。
だからとって昔が良かったとは思わないが、300 |
日本語の歴史〈5〉近代語の流れ (平凡社ライブラリー)価格: 1,365円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 第五巻「近代語の流れ」は、室町時代も半ばになって文献にあらわれる口語の文体に就いての分析から始まる。前巻で少し触れられていた口語、それは文語と対立するように用いだされた概念だが、現れ方は方言としてしかありえない、という視点から、はなしは上方方言と江戸方言の比較へと続いていく。各地の方言を比較して分析する際には語彙・文法などよりアクセントの違いが決定的な示唆を与えると著者は言い、僧侶が経典を読むときに用いるアクセント記号や、和歌を唱詠するときの記号、狂言の書に付いているアクセントの指示などに基づいてそれぞれの時代におけるアクセントの傾向を跡付けていく。音韻論は欧米の諸言語を研究・習得・比較す |
日本語の歴史〈6〉新しい国語への歩み (平凡社ライブラリー)価格: 1,365円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 第六巻「新しい国語への歩み」は、江戸が東京に変わったことが持つ多義的な意味合いを仄めかして始まる。江戸後期の文化・文政期に至って漸く経済的・文化的にも上方から日本全体に対する主導権を譲り受けた江戸が生んだ文章、式亭三馬や荻生徂徠、平田篤胤らのそれを概説しながら、以後の「東京語」とつながる部分と、以前の江戸と断絶した部分があることを強
調している。
第二章になると、鎖国中、風説書によって聞き及んでいた欧米諸国が江戸中期以降何度も日本に接触し続け、結果的についに開国に至るまでの江戸日本における海外知識の吸収の過程を描いている。蘭学にしても開国前後の洋学に |