お~い!竜馬 (第23巻) (ヤングサンデーコミックス) ![]() 価格: 509円 レビュー評価:5.0 レビュー数:5 結末は誰もがというほど知られているがやはり泣けた。近代日本の土台を築き世界の海援隊をやるという夢をもっていたが、新しい時代をみることなく暗殺者の凶刃に倒れる。しかし、暗殺されたらこそ彼はこの世に名を残し、人々に夢をあたえたのではないだろうか。竜馬だけでなく日本の礎となり散っていった多くの者たちのためにも我々は答えなければならないのでは。 |
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お~い!竜馬 (第21巻) (ヤングサンデーコミックス) ![]() 価格: 509円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 「おもしろい/こともなき世を/おもしろく」高杉晋作の辞世の句だという。戦のうまかった高杉晋作は世が違えば詩人になっていたと竜馬は回想する。風流な人だった。この間で、竜馬の死期が迫っていることが読者に知らされる。この才能のある闊達な男が、あと数ヶ月の命だとは、なんと人生とははかないのか。時代は倒幕に流れる。土佐は、藩主容堂の失策でなかなか頭角を現せずにいる。竜馬は7連発発射のライフル銃を1000丁仕入れている。遅れた藩はまだ火縄銃の時代だ。時勢を知るというのが重要だ。情報を持っているものが勝つ。 |
お~い!竜馬 (第22巻) (ヤングサンデーコミックス) ![]() 価格: 509円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 15代続いた徳川政府はその地位を天皇に奉還した。これによって、血を流すことなく竜馬たちは革命をやり遂げたのである。大政奉還の建白書も新政府の構想も竜馬の意見が多く採用されている。そもそも、その土台を作ったのが竜馬だったからだ。竜馬は本当にうまく振舞う。誰にも敗北感を与えず、それでいて竜馬が思い描く世界を作るために皆を利用している。さびしかったことは竜馬の考えを理解できる人が当時、少なかったことだ。これにより竜馬はさまざまな迫害を受けてしまう。本当に自分のことを考えているのは誰なのか見極めるためにももっといろいろなことを知らないといけない。 |
お~い!竜馬 (第17巻) (ヤングサンデーコミックス) ![]() 価格: 509円 レビュー評価:4.0 レビュー数:1 薩長同盟を締結するために東奔西走する竜馬であったが、終に同盟は締結されなかった。舞台は徐々に倒幕という社会秩序の大変革の方向に変わり始めているのに、漫画はあまり盛り上がらない。多分、それは交渉、交渉と会話ばかりが続き、ダイナミックな戦や人間ドラマの場面が少ないからだ。説明が多くなってきて一巻を読むのにかかる時間も多く必要になってきた。 |
お~い!竜馬 (第18巻) (ヤングサンデーコミックス) ![]() 価格: 509円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 幕府に大罪人として追われている竜馬は、親しい娘のいる宿で幕府の100名を越す勢力に囲まれる。運良くそこから抜け出した竜馬は薩摩藩邸に保護される。このときの西郷隆盛の怒りはすさまじかった。竜馬にもしものことがあった場合、伏見奉行所、さらには幕府に戦を挑みつぶすと言い切った。 竜馬は長崎に設立していた日本発の商社・亀山社中の名称を海から日本を支えるという意味を込めて、「海援隊」と改名した。さまざまな犠牲を払いつつ竜馬は着実に新生「日本」作り出そうとしている。難航した薩長同盟の締結にかける竜馬の気迫がすごい! |
お~い!竜馬 (第1巻) (ヤングサンデーコミックス) ![]() 価格: 509円 レビュー評価:5.0 レビュー数:3 小学校時代にこれを読み始めて 一気に竜馬の虜になりました。 あ?んど幕末のファンに。 高校の修学旅行は広島・山口で 周りは超不満げでしたが 僕は松下村塾など幕末ゆかりの地に 行けたので大満足♪ 日本史が苦手な人はぜひお勧めです。 |
お~い!竜馬 (第20巻) (ヤングサンデーコミックス) ![]() 価格: 509円 レビュー評価:4.0 レビュー数:1 竜馬はこの間で親友・武市や、以蔵を殺した土佐の上士・後藤像二郎と手を組む。竜馬は薩長同盟に土佐を組み入れ、倒幕の一大勢力を作ろうとしていた。竜馬の憎しみは途方もなく大きかったが、その感情に支配されず、過去の宿敵を利用してしまうところに器の大きさを感じた。その竜馬に影響され後藤も時勢を鑑み屈辱であったが竜馬に従った。会見の席で、竜馬が上座に座ったのが面白かった。この間で竜馬と土佐藩・後藤像二郎の会見を取り持った岩崎弥太郎の活躍が出てくる。後に三菱財閥を作るこの男の器量と計算高さはすごすごる(漫画の世界なので誇張されているとは思うが)。 |
お~い!竜馬 (第19巻) (ヤングサンデーコミックス) ![]() 価格: 509円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 竜馬は海戦をする。幕府と戦を始めた長州は、連戦連勝を続けていた。泰平の世に慣れきっていて、実力のある人物の起用よりも身分制を重視した幕府軍は、薩長竜馬の実力主義の連合に対して非力だった。竜馬は海援隊を率い、さまざまな交渉を続ける。いつの間にか竜馬の名は志士の間に知れ渡り、一種のヒーローになっていた。そのとき、幕府側、薩長側とふらふらと風見鶏のように寄り添っていた土佐藩は薩長の優勢を聞きつけ、長崎に来る。薩長の同盟に土佐も加わろうというのだ。竜馬は彼らの登場を快く思わない。確かに、薩長と土佐が同盟を組めば金と軍事力をあわせ最強の戦力が生まれ、倒幕は確実になる。しかし、親友をたくさん殺した土佐藩 |
お~い!竜馬 (第11巻) (ヤングサンデーコミックス) ![]() 価格: 509円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 時は流れ、倒幕から公武合体(公家と幕府を一体化させる)へと変わりつつあった。京で尊皇攘夷を唱え倒幕を志していた志士たちは次々と幕府の息のかかった会津藩の新撰組に討伐された。土佐の藩主に従い忠義を尽くしていた竜馬の旧友・武市は藩主じきじきに土佐に呼び戻され、投獄された。武市は土佐藩主のために人生をかけて戦ったが、土佐藩主の目指すところは尊皇攘夷ではなく公武合体であった。長州が京から追い出され、長州とパイプを持っていた武市の利用価値がなくなるとこのように武市を冷遇したのだ。このあと武市は殺されるかもしれない。竜馬は神戸に作られることになった海軍学校の生徒を集めるために東奔西走する。竜馬が動き出し |